ギルクラTVアニメのあらすじ、集といのりの声優、主題歌の歌手は

ギルティクラウンTVアニメ

物語の舞台は西暦2029年の日本です。

これより10年程前に宇宙から飛来したウイルス（アポカリプスウイルス）により日本は荒廃し、政治の機能も止まってしまいました。

この大事件は「ロスト・クリスマス」と呼ばれ、日本はアメリカ軍を中心とする超国家組織GHQの統治下に置かれることになりました。

天王洲第一高校に通う高校2年生の桜満集（おうま　しゅう）は、どこか周囲と馴染めずに、当たらず触らずの平穏とも呼べる日々を過ごしていました。

そんな集は、神秘的な歌声を持つ謎の歌手「EGOIST」（楪いのり）の熱心なファンでもありました。

世間との関わりを極力無くしたいと思いながら生活する集でしたが、ある日お気に入りの廃校舎で傷を負った楪いのり（ゆずりは　いのり）と出会います。

実は楪いのりは、GHQに対抗する組織「葬儀社」のメンバーと、歌手という二つの顔を持っていたのでした。

負傷したいのりを助けることができず、そのままGHQに連れ去られたことで、集は自ら「葬儀社」と関わっていき、いのりの救出に動き出します。

主人公は天王洲第一高校2年生の桜満集です。

性格は内向的で、世間と少し距離を置いた考え方を持っています。

負傷したいのりを助けたことがきっかけで、少しづつ世間と関わりを持ち始め、王の能力を宿してしまいます。

声優は、幼少期を津田美波、現在を梶裕貴が担当しています。

中学生の頃に「声優という仕事は何について学んでも、どんなことを頑張っても、全て自分の力になる」という言葉を知って、声優を目指したと話しています。

主な代表作は、「僕のヒーローアカデミア」の轟焦凍役、「ヲタクに恋は難しい」の二藤尚哉役です。

本作のヒロインとなるのは、有名なWebアーティスト「EGOIST」のボーカルでもある、楪いのりです。

桜色の髪の色が目を惹きます。

めったに表情が変わらず、ミステリアスな雰囲気の持ち主です。

集に好意を持っているのを、自身では気付いておらず、集に対する感情が何なのか分からないでいます。

声優は茅野愛衣「かやのあい）が担当しています。

元々は声優ではなく美容関係の仕事をしていていましたが、多忙な毎日に追われ心身共に疲労していた時にアニメ「ARIA」を見て、自分自身が癒されていくのを感じて、声優を目指したという経緯の持主です。

人を癒す仕事が好きというだけあって、声も見た目も「癒し系」と言われる彼女の代表作は、「虹色デイズ」の松永希美役、「テラフォーマーズ」のシーラ・レヴィット役などがあります。

主題歌は2011年にsupercellのオーディションで選ばれたた当時15歳の「こゑだ」がオープニング曲を担当しています。

タイトルは「My Dearest」（マイ・ディアレスト）で作中の2話〜12話で使われています。

曲調は疾走感のあるドラマティックな感じで、歌詞の内容は大切な人を亡くした喪失感を表現しています。

こゑだの若干15歳にして、力強く訴えるような歌声は圧巻ですね。

もう一つは作中で楪いのりがEGOISTとして歌う、「The Everlasting Guilty Crown」（ジ・エヴァーラスティング・ギルティクラウン）は同じオーディションで選ばれた17歳のchellyが歌っています。

曲調はアップテンポなトランス調で、ロックっぽい要素も取り込まれています。

EGOISTの歌声は透き通るように繊細で聞き惚れてしまいます。