いつも「僕だけがいない街のTVアニメ」を見て思っていたこと。
それは、「自分も同じ能力が使えたらな…。」
それに、大人が楽しめる内容のアニメだと思います。
なぜなら、一つ一つの言葉や態度にしっかりと伏線が含まれていて、細かい描写がじわじわと染み込んでくるからです。
主人公に間接的に起こる悲劇をタイムリープで過去に戻り回避していく様子はハラハラドキドキして、魅入ってしまいます。
母親が殺されることで、母親が生きた幼少の頃にタイムリープし、謎が謎を呼び…と人の生死に直結する出来事に主人公とともに翻弄される面白いアニメです。
僕だけがいない街のTVアニメのあらすじ
あの日死んだ彼女を助けるために…。
売れない漫画家の藤沼悟(ふじぬまさとる)は、リバイバル(再上映)という特殊な能力を持っていました。
リバイバルは自分の意思とは関係なく発動し、直後に起きる悪いことが取り除かれるまで何度もタイムリープを繰り返す能力です。
ただ、悪いことが取り除かれても悟本人にはあまり関係のないことばかりのため、不満を持っていました。
ある日、児童が交通事故に遭うことをリバイバルで防いだ悟は、自身が交通事故に遭ってしまい2日間入院することに。
このことがきっかけで、悟の母・佐知子と一緒に暮らすことになります。
後日、2人で行ったスーパーの帰り道でリバイバルが再び発生し、何事もなく無事に帰宅した悟がアパートで目にしたのは、殺害された佐知子の遺体でした…。

僕街のTVアニメのキャラと声優
人気俳優とキャラのコラボが楽しめます!
・藤沼悟(CV満島真之介)
主人公は藤沼悟で29歳の売れない漫画家です。
ピザ屋のアルバイトで生計を立てていて、人間関係は希薄です。
リバイバルというタイムリープの能力がありますが、自分の意思とは反して突然起こるため、疎ましく思っていました。
母の死をきっかけにタイムリープをして奔走すことになります。
声優担当は満島真之介(みつしましんのすけ)です。
沖縄出身の俳優で姉に満島ひかりがいます。
自転車で日本一周など自由気ままな生活をしていましたが、姉・ひかりの出演作などに感化され自身も俳優を目指しました。
「キングダム」の実写映画の壁役などに出演しています。
・雛月加代(CV悠木碧)
他主要な登場キャラに悟の小学校時代のクラスメイトの雛月加代(ひなづきかよ)がいます。
母子家庭で母親とその恋人から虐待を受けています。
貧乏な家庭環境で偏見を持たれ、卑屈な性格になっています。誘拐事件の被害者で死亡します。
声優担当は悠木碧(ゆうきあおい)です。
代表作に「戦姫絶唱シンフォギア」の立花響役や、「ポケットモンスター ベストウィッシュ」のアイリス役があります。

僕街のTVアニメの原作漫画
タイムリープ×ミステリーの融合作品
『僕だけがいない街』略称・僕街は三部けい(さんべけい)が原作者の漫画です。
単行本の本編が全8巻で刊行されています。
「ヤングエース」で2012年に7月号から2016年4月号まで連載されました。

僕街のTVアニメの聖地
北海道はアニメの聖地の宝庫ですね!
僕街の舞台となるのは北海道苫小牧市と首都圏になります。
たびたび出てくるのは苫小牧駅北エリアです。
悟が訪れる美園小学校がある辺りで、緑ヶ丘公園南側に東西を貫く清水橋も作中で出てきます。
屋根付きの歩道橋なので今どきではめずらしいタイプなので目に留まると思います。
現代の悟の自宅があるのは千葉県船橋市になります。
山谷水門や船橋市中央図書館など、訪れたら際は是非行ってみてください。
