近い将来、起きることはまちがいない、と言われている、東京の都心を襲う巨大地震のこと、考えるだけでもゾッとします。
実は、このアニメは、夏休みに東京を襲った大地震を描いたアニメで、キャッチコピーは『家族に会いたい、と初めて思った』、第13回文化庁メディア芸術祭アニメ部門で優秀賞を受賞しています。
2009年7月から9月までフジテレビのノイタミナ枠で放送されました。
この記事では、東京マグニチュード8.0のあらすじと、素敵なキャラクター、それを演じる声優、そして、いくつかの感想や評価について紹介しています。
この記事を読んで、興味があれば、ぜひ無料配信で見てくれたらと思います。

東京マグニチュード8.0のTVアニメのあらすじ
少女は何を見て何を感じるのか…。
中学1年生の小野沢未来(おのざわみらい)はごく普通の13歳の女の子。
多感な年頃と相まって、親や世の中、何もかもに反発心を持っていました。
一学期の終業式を終え、母親の誕生日が近く、両親は共働き。
小学3年生の弟・悠貴を連れてお台場のロボット展を見に行くついでに母親の誕生日プレゼントを探しに行くことに。
買い物の間中も色々なことにイライラする未来。
ついネットに「こんな世界、こわれちゃえばいいのに」と書き込みます。
その直後、マグニチュード8.0の海溝型大地震が発生して…。
レインボーブリッジの崩壊、東京タワー倒壊など、東京が壊滅的な状態の中、未来は様々な出来事を見て感じてどう成長していくのか。

東京マグニチュード8.0のTVアニメのキャラと声優
等身大なキャラ達とマッチする声優の不思議
・小野沢未来(CV 花村怜美)
主人公は小野沢未来です。
名門私立女子校の六華女学院に通う中学1年生です。
反抗期の真っ只中で、何から何までに不満を持って日々を生活しています。
地震を通して人間的に大きく成長していきます。
声優担当は花村怜美(はなむらさとみ)です。
2002年にOVA「Happy World!」のエル役で初主演を果たします。
その後、本作の小野沢未来役やアニメ「THE REFLECTION」のリサ・リビングストン役なども担当しています。
・小野沢悠貴(CV 小林由美子)
未来の弟は小野沢悠貴です。
8歳の小学3年生で、明るく思いやりがあり聡明です。
カエルが好きで、ロボットにも興味を持ちます。
お台場のショッピングセンターで未来と別行動の際に地震に見舞われますが、後々合流します。
声優担当は小林由美子(こばやしゆみこ)です。
2018年7月6日からの放送回からアニメ「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけ役を矢島晶子から引き継ぎました。
アニメ「リサとガスパール-とびきりキュートなパリの住人-」のガスパール役も担当しています。

東京マグニチュード8.0の感想
涙なしには観られない被災者から見た震災
内容が内容だけに、自身にも十分起こり得ることとして感情移入してしまいました。
未来が最初は本当に可愛くないのですが、地震に遭い様々な人と出会い、経験をする中でみるみる成長していく様は見どころだと思います。
ただ、本当に大切な人を亡くすというトラウマ級な喪失感をしっかりと描いているアニメなので、心して観ていただきたいと思います。
東京マグニチュード8.0の評価
賛否はあるけれど素晴らしい作品
全体的には観てよかったという評価が多いようです。
ただ、2回目も見ようとは思わないという評価もあります。
面白くないというわけではなく、泣かせる話なので何度も観るのは辛いようです。
学校の教材や、地震の備えなどで観るのには素晴らしい作品という声が多いです。
